テレクラ出会いで恋愛発展

10月 14th, 2011

出会いに隠された意外なビジネス

彼女とは98年12月21日に電話で知り合った。クりスマス前だね。なに寂しいことやってるんだろ、オレ。まあそんなことはさておき、軽い雑談のあといつものようにコレクトを申し込んだら、「108でいい?」と言ってきた。

経験上、コレクトコールでかけてくれと言ってもまず女の子はその番号を知らないので、オレが番号を教えてやるのがつねである。しかもスズキ先生直伝のテクニックどおり、オレは「106」を指定する。それなのにこの女、自分から108を指定してきたのだ。なにか怪しい。

とりあえず彼女の言うとおり「108」でコレクトを受けた。そしてあらためて雑談。そのうち彼女は「本性」をあらわした。彼女は副業で、占い師をやっているというのである。

よくよく話を聞くと、彼女が所属する「占いプロダクシヨン」とやらは電話でのサービスを行っているところらしい。システムは以下のとおり。

1.雑誌などに掲載されたプロダクションの広告を見て、客が電話をかけてくる。

2.プロダクシヨンは、抱えている占い師に連絡をとり、都合がつけば占いを依頼する。そして、客にたいしてその占い師の電話番号を教え、コレクトコール「106」でかけさせるのだ。

3.あとは客と占い師とのあいだで会話。占いを行う。そのスタイルは西洋占星術であったり四柱推命であったりタロットであったりとさまざまだ。

4.占いが終わり、電話を切ると、折り返しコレクトコールのオペレータが通話料金と通話時間を知らせてくれる。そう、コレクトコール106は「100番通話」の機能をもっているのだ。

5占い師はプロダクションに通話料金と通話時間を伝える。この報告により占い師は、プロダクシヨンから所定の時給と負担した電話代を受け取るのだ。

もちろん客の管理については初期段階でプロダクションが徹底して身元確認を行うので、客が見料を支払わずにバックレるということはまずないらしい。

というわけで彼女がコレクトコールのシステムを熟知している理由がこれで判明した。

しかし、なぜテレクラなんかに彼女はコールしてきたのか?それは「フりーで仕事をとるため」らしい。とりあえず一発ヤりたいだけの野郎ども相手に占いの誘いなんぞしてみたところで引っかかるものなのか、オレは実に怪謝に思ったのだが、これが「意外とかかる」らしい。男からしてみれば相手の女性の電話番号がゲットできるわけなので、それはきわめて良質な「エサ」なのだと彼女は語る。

そして、電話させ、会話をしていくうちに上手く占いに誘うらしい。「電話番号を教えちゃって、あとでしつこいイタズラ電話とかかかってこないっと質問したら、ナンバーデイスプレイ対応の電話器を使っているのでいまのところ問題ないとのこと。それに最初は携帯の番号を教えておいて、引っかかりそうだったら自宅の電話を教えててかけ直させているらしい。ところでなぜオレは彼女からこんな話を聞き出すことに成功したのか。

それは偶然にもオレがアマチュア占い師だったからだ。独学だが西洋占星術を15年ほどたしなんでいる。会話のなかにおいて、逆に彼女を占ってあげたら「それだけできれば、もう十分プロでやっていけるよ」と言われてしまった(笑)。

その後、オレは彼女の紹介でそのプロダクションに所属することとなり、現在指名率ナンバー2の人気占い師になっている。え、彼女との関係?言うまでもないだろう?占いにおいてもオレと彼女の相性はバッチリだ。

それは本当なのだが、とにかくオレの占いの運び方、言いくるめる話術に彼女はハマってしまったのである。むこうだってプロの占い師なのにな(笑)
というわけで、オレは思わぬところで職業的にもブレイクしてしまい、女もゲッ卜することに成功した。
こんな運勢、オレ自身のホロスコープに出ていたかなあ。


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